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カーディフ通信

2012年4月から2015年12月までのカーディフでの生活をまとめたブログです。知りたいことがあればコメントしておいてください。時間のある時に分かる範囲で答えます。

   

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ハロウィン

昨日はハロウィンでした。子供たちはお化けの衣装を着てバケツを手に「ハッピーハロウィーン!」「トリック or トリート!」と言ってお菓子をもらいに家の戸をたたきます。一応これにも作法があって、「訪問OK」の印がある家にだけノックすることになっています。

その目印はランタンです。


玄関先や窓のところに「jack-o'-lantern」と呼ばれるカボチャで作ったランタンが飾ってあったり、明らかに「ハロウィンを祝っています」という装飾が施された家はチャイムを鳴らすと快くお菓子を配ってくれます。何も飾りをしていない家はお菓子の用意をしていなかったり出てきてくれなかったりします。

僕らの住んでいる辺りは子供が少なく、あまりハロウィンを祝っているムードがないので、少し離れた別の住宅街まで出かけます。他の家族も誘って、ハロウィンムード満点の住宅街を練り歩きます。






「KEEP OUT!」などとペイントしている家もありますが、これは「子供たちお断り」という意味ではなく「お化けお断り」のお遊びの魔除けみたいなものなのでピンポン押しても大丈夫です。

中から人が出てきた時に、その人がかなり怖いお化けメイクをしていてこっちが驚くことがありますのでご注意を。

ちなみにこの日は大人たちもお化けの格好をして飲みに出かけたりします。パブの店員にも気合が入っている人が多いです。こっちの人はもともと色素が薄く、目の色も薄いブルーなどの人がいるので、そういう人がマジでお化けメイクをすると日本人としてはかなりリアルに怖いです。



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英語は金なり

今年の夏、日本の家族(僕の両親&弟)がカーディフに遊びに来ました。どうせなら他の国も周りたいというので、日本→ザグレブ(クロアチア)→ドゥブロヴニク(クロアチア)→バルセロナ(スペイン)→ロンドン→カーディフ→オスロ(ノルウェー)→ベルゲン(ノルウェー)→ロンドン→日本という旅行を手配してあげました。日本→クロアチア、ロンドン→日本の航空券は自分たちで日本で予約してもらいましたが、他の移動手段とツアーの予約は全て僕がやったのでかなり大変でした。

この旅行手配で痛感したのは、英語は金なり、です。VELTRAで現地オプショナルツアーを手配してあげたのですが、日本の家族は英語があまり分からないのでツアーは基本日本語のツアーにしたのですが、これが英語のツアーに比べて50%かそれ以上高いのです。僕らはいつも英語のツアーに参加していたので割りとリーズナブルなツアーだなあと思っていましたが、日本語対応だけでかなりコストがかかることを痛感しました。また空港からホテルの移動も英語が分からないので不安だということで空港送迎サービスを利用しました。これらを含めるとものすごい料金になってしまいます。英語ができないだけでえらい出費です。

さらにロンドン→オスロ便で弟のスーツケースがロストして、旅行中にBritish Airwaysとやり取りをしないといけなくなり相当大変でした。すぐにオスロのホテルに届けると言っていたのですが、オスロの空港から連絡が合った時はすべにベルゲンに移動しており、結局ロンドンで受け取ってそのまま帰る事になりました。ノルウェー旅行中の着替えや旅行かばんは現地調達し、それを後でBAに請求するという非常に面倒なことになってしまいました。この一連のやり取りは僕が代理でやってあげましたが、英語ができない弟では対応し切れなかったでしょう。

英語を身につけるにもコストがかかるので全体としてどちらが安いのかは分かりませんが、英語ができた方が色んな面で快適です。親の仕事や自身の仕事などで海外で暮らす機会が得られたらそれが一番お得ですね。


カーディフから行く近隣諸国への旅行

イギリスは他のヨーロッパ諸国へのアクセスがいいので、滞在中にできるだけ多くの国を観光しておくのが良いでしょう。日本からだとヨーロッパ旅行は時間もお金もかかり、時差ぼけの影響も強いですが、イギリスからだと短い移動時間で格安で時差ぼけの影響もほとんど受けずにヨーロッパ旅行が楽しめます。

僕がこの3年半で行ったのは下記の国々です。

・フランス(パリ市内、ディズニーランド、ボルドー)
・スペイン(バルセロナ、マヨルカ島、フエルテベンテュラ島(カナリー諸島))
・ドイツ(ミュンヘン)
・ベルギー(ブリュッセル、ゲント)
・オランダ(アムステルダム)
・スイス(チューリッヒ、ツェルマット、サンモリッツ)
・ギリシャ(ザキントス島)
・イタリア(ローマ、フィレンツェ、ピサ、ベネチア)
・アイルランド(ダブリン、コーク)
・ノルウェー(オスロ、ベルゲン)

あとポルトガル(リスボン)とクロアチア(ドゥブロヴニク)は行こうと思います。チェコ、オーストリア、ハンガリーも行きたいのですが、ちょっと叶いそうにありません。

日本人出向者の間で人気があるのは、上記以外ではアイスランドや北欧諸国で、特に奥様方の間ではオーロラを見るツアーが人気です。我が家は僕も妻も寒がりでオーロラにさほど興味が無いので行きませんでした。

旅行の手配はHISロンドン支店JTB UKで多くのパッケージツアーが提供されていますし、エメラルドトラベルでも日本語対応しています。

旅を自由設計したい場合はやはりインターネットで自分で手配するのが融通も利いて安いです。僕はいつもSkyscannerで航空券を予約してBooking.comでホテルを手配しました。ただ、電車のチケットや周遊航空券などは旅行代理店を通した方が安かったり簡単だったりするので必要に応じて旅行代理店を利用しました。相見積もりを取って一番安いところで買ったりもしました(先方は迷惑でしょうが)。

空港はロンドンヒースローが一番便利ですが、カーディフからだと2時間強かかります。目的地によってはカーディフ空港(約40分)、ブリストル空港(1時間強)、バーミンガム空港(2時間弱)が近くて便利です。ロンドンガトウィック空港からEasyJetがたくさん出ていますが、3時間近くかかります。

現地でのオプショナルツアーはVELTRAをよく利用しました。日帰りツアーから宿泊ツアーまでいろいろありますし、空港送迎サービス(有料)や日本語のツアーなんかもあります。観光地を効率良く周りたい時に有効です。

ビーチリゾートの場合はオールインクルーシブツアーがオススメです。航空券、ホテル、空港からホテルまでの移動手段、全ての食事とおやつ(飲み物含む)が全て入ったパッケージで、First ChoiceThomsonThomas Cookなどが提供しています。オールインクルーシブの良い所は格安で必要なものが全て含まれているのでかなり楽チンなこと、良くない点はずっとホテルの食事だと飽きることです。ホテルによっては中華レストランを併設していたりしますが、できれば外のレストランへもアクセスが良いホテルを選んだ方がいいでしょう。もちろんハーフボード(朝食と夕食のみ)にもできます。

僕が行った国のレポートはまたいつか書こうと思います。


カルポルはPainkillerです

先日、娘さんの体調不良が長引いているというお母さんがいて、2週間ほど吐いたり気分が悪くなったりが続いていると言っていました。熱は無く、咳や鼻水も無いので胃腸風邪だろうと言っていたのですが、日本から持ってきた風邪薬が効かないのでカルポルを飲ませたと聞いて驚きました。

そのお母さんは「みんな風邪と言ったらカルポルを飲ませるって言うから」と言っていましたが、カルポル(Calpol)は子供向けのPainkiller(解熱鎮痛剤)で主成分はパラセタモールです。頭痛やのどの痛み、発熱などには効果がありますが、咳や鼻水や胃腸の不良には効きません。

カルポルを作っている製薬会社からCalcoughというグリセロールを主成分とする咳止め薬も出ているようですが、それぞれの薬の効用を確認して飲ませないと意味がありません。一番良いのは薬局で薬剤師に症状を説明して薬を選んでもらうことです。場合によっては「それはGPに行きなさい」と言われるので、その時はちゃんとGPで診てもらいましょう。

ちなみに、日本のお医者さんから聞いた話ですが、抵抗力がMAXになるのは体温が38.3℃あたりの時だそうなので、これより熱が高くなるまでは解熱剤は飲まない方がいいのだそうです。よく「熱で菌を殺す」と言いますが、目安は38.3℃です。より高熱の方が殺菌効果があるというわけではないのでご注意を。


カーディフのおいしいケーキ屋さん

さっきアクセス解析を見ていて、カーディフのおいしいケーキ屋さんを探している人がいるみたいだったので紹介しておきます。


Whitchurch Road 沿いにある Cocorico Patisserie です。


スーパーのケーキコーナーなどでも最近は甘すぎないケーキが手に入りますが、Cocorico Patisserieではフランス風の「本物の」ケーキが食べられます。店の中でも食べれますしテイクアウトもできます。ケーキだけではなくサンドイッチなども置いてありましたので、軽いランチなどでも利用できます。


初めて行った時は「カーディフでこのレベルのケーキが食べれるのか!」と感動したものです。駐車場がないのが難点ですが、苦労してでも行ってみる価値のあるオススメのお店です。



学校での昼食

日本の小学校ではたいていお昼に給食が出ますが、こちらの小学校では選ぶことが出来ます。

・School Dinner(学校給食)
・Lunch(家から持参)
・家で食べる

家で食べる?と最初思いましたが、娘によれば近所に住んでる子は家に帰ってお昼を食べてまた学校に戻って来たりするそうです。たぶん勝手には出来ないので、事前に学校にそのように申請しておくのだと思いますが。

給食を食べる日は好きに選べます。月曜日の朝に事務所に行って「今週はうちの子は月水木にSchool Dinnerを食べます」と言ってその分のお金を払います。1か月分や学期分払うことも出来ますが払い戻しが出来るかどうかわかりません。

一度「この日School Dinnerを食べたようだが給食代をもらっていない」と言われたことがありますが、「その日はランチにスパゲッティを持たせたので食べてないはずだ」と言ったら「じゃあいいです」とあっさり納得されたことがあります。ちゃんと記録してるようで、結構いい加減なのです。

ランチはみんなサンドイッチに野菜とか果物とかチーズとかソーセージとか持ってきています。サンドイッチの代わりにパスタを持って行ってもいいですし、うちの娘はチャーハンを持っていったことがあります。ご飯類を持っていくと「何それ~!」「変なの~!」笑われることが多いようで、時には「おえっ!キモっ!」とまで言われたりして傷ついたというような話をよく聞きますが、うちの娘のクラスではチャーハンはセーフでした。他にも持ってきている子がいるとのこと。チャーハンはイギリスでもしっかり認知されているということでしょうか。

あと午前の中休みにおやつを食べますので、果物やチーズ、ソーセージなど「ヘルシーな」おやつを持たせて下さい。スナック菓子など「ヘルシーでないもの」を持たせたら怒られますので、何を持たせたらいいか先生に確認した方がいいでしょう。

ちなみに帰り道に買い食いしても怒られません。

日本から持って行った方がいいもの(追記)

日本から持ってきたほうが良いと個人的に思うものについて以前の記事で書きましたが、追加を思い出したので書いておきます。

家用
・和食器(茶碗、汁椀、急須、湯呑み、どんぶり、etc)
・お箸、菜箸
・しゃもじ
・炊飯器(変圧器と変換プラグが必要:Amazon UKでも買えますが・・・)
・目覚まし時計(あまり売ってるのを見かけないから)
・ショッピングバッグ(すぐ使うと思うから)
 補足:ウェールズは買い物袋は有料で長持ちしません


炊飯器はリチウムイオン電池が内蔵されていることが多いので、輸出の際にパラメーターシート(該非判定書)が必要になるかもしれません。もし運送業者に提出を求められたらメーカーから取り寄せてください。メーカーが「日本国内だけで使用してください」と言ってくる場合がありますが、「自己責任で使います」と言えばくれるはずです。


補習校用
・筆箱
・鉛筆(Bか2B)
・消しゴム
・下敷き
・ノート(国語 8マス、算数 6マス)
・ものさし 15cm
・習字セット・筆は大小1本づつ、半紙
・色鉛筆 12色
・赤/青鉛筆(採点、記入用)
・鉛筆削り(家用)
・弁当箱
・お箸・お箸入れ
・ハンドタオル

※補習校で貸与してくれるものもあるので出来れば事前に確認してみてください。ウェールズ日本人会のホームページの代表アドレスにメールすれば返事が返ってきます。

なお補習校にはランドセルで通学している子が結構います。別に強制ではないのですが、子供たちが好んで持って行っている感じです。

ちなみに現地校へは筆箱を含めて個人の所有物は基本的には持って行きません。盗まれるからです。


 

GPではどうにもならない時の最終手段

イギリスの病院事情 については前に書きましたが、病気になってもGPが何もしてくれなくて困ることがあります。

・予約が一杯で1週間先まで見てもらえない
・子供の熱が何日も続いているのに「カルポル飲んで安静に」だけ
・腹痛が続いているのに「様子を見ろ」だけ

というような話を日本人仲間の間でよく聞きます。

イギリスでは健康に何か問題がある時はまず薬局へ行き、それで解決しない場合にGPへ行くのが一般的です。GPに行っても「市販薬飲んでおいて」で終わってしまうことが多いから当然こうなります。日本の病院では何かしらの薬をくれることが多いので「なんていい加減な!」と思ってしまうのですが、必要以上に投薬しないという事自体は悪いことではないと思いますし、出来る限り自然治癒力に任せるというのはある意味重要なことなのかもしれません(医療費の問題の方が実は主な理由なのかもしれませんが)。

しかしGPの言うとおりにしていて正解かというとそうでもなく、結構危なかった事例がたくさんあります。過去の例は後で書きますが、最終的には本人あるいは親が判断して適切に対処することが大切です。

では「このままではまずい」と思った時どうするか。そういう時は ロンドン医療センター へ行ってみるというオプションがあります。24時間365日体制で時間外診療を受け付けていますので、休日や夜間でも対応してくれます(2015年10月現在)。僕も何度か利用しています。1度目は家族とロンドン滞在中に扁桃腺がひどく腫れて薬を処方してもらいました。別の時は腹痛が続いていたのにGPは何もしてくれないので、念のため検査をしてもらいました。結果は異常なかったのですが、異常がないということが分かる事が精神衛生上大事です。

他の人からも次のような話を聞きました。

・長い間こどもの高熱が下がらず、GPが何もしてくれないのでロンドン医療センターに行ったら解熱剤を処方してくれて、それを飲んだらカーディフに戻ってくるまでに熱が下がってそれから順調に回復。
・子供が長い間変な咳をずっとしているのにGPは「寝て様子を見ろ」としか言ってくれないのでロンドン医療センターに行ったら「肺炎になりかけてる、来てくれて良かった」と言われた。

現地の人からも「体調不良を訴え病院に行ったが検査までかなり待たされ、検査結果が来たころにはガンで亡くなってた」というようなウソのような話も聞きました。それで日本人の間では「UKでは病気になったら自然に治るか死ぬかだ」などとちょっと大げさにささやかれています。

ロンドン医療センターはプライベートの病院なので医療費がかかります(GP/NHSの病院は無料)。自分でプライベートの保険に入っていればそれでカバーされるか確認してください。また日本の健康保険に入っていれば海外での医療費も日本と同じ基準で保険料が支払われるものもありますので確認してください。勤め先の会社が実費を負担してくれるところもあります。

イギリスのプライベート保険に入っている場合は決まった手順を踏まないといけない場合があります(おそらくどこも同じ?)。

① まずはGPへ行く
② プライベートの保険があるので紹介状を書いて欲しいとGPに依頼する
③ 保険会社に電話して理由とともにプライベートの医療機関を受信する旨を説明する
④ 保険会社にAuthorisation numberを発行してもらう
⑤ プライベートの医療機関を予約
⑥ プライベートの資料期間に④のAuthorisation numberを通知
⑦ 受診

また胃カメラ検査などはカバーされていない場合がありますので、それも確認しましょう。


まずは健康第一、病気にならないように、もし病気になったら私立病院含めてベストの方法を考えましょう。自分の体は自分で守る!




交通ルール

イギリスでの交通ルールについて書こうと思ったのですが、すでにウェブ上にたくさん情報があったのでそちらへのリンクを張っておきます。

イギリスで正しくドライブ! 英国での運転の必須知識

イギリスの交通ルール

イギリスドライブ・レンタカーの基本情報

Know you Traffic Signs


下記、補足だけしておきます。


【ラウンドアバウト】

ものすごく複雑そうに思いますが、慣れれば大したことはありません。難しいのは入る時です。複数車線があるような大きなラウンドアバウトでは特に右側からどんどん車が来るのでタイミングが難しいですが、うまくサッと入ってください。入ってしまえばこっちのもの、出るのは入るよりも簡単です。ただ、内側車線を走っていてそこから出る時に自分より左側の車線にいる車に注意してください。もしうまく左に寄れなかったり出損なったらもう1回ラウンドアバウトを回っても全然OKです。僕もよくやります。

【横断歩道】

特に黄色いランプが立っているゼブラの横断歩道は歩行者がろくに車を確認せずにガンガン渡ってくるので気をつけてください。日本のように「実質車優先」ではなく「完全歩行者優先」なので本当に怖いです。

【対向車優先】

住宅街でよく見かけるのがこの「Give way to oncoming vehicles(対向車優先)」です(左側の赤丸標識)。この標識がある場所は車幅が狭くなっていて2台の車がすれ違えないようになっています。この左側の標識があるところで対向車が来たら一時停止ラインでしっかり止まって道を譲ってください。右側の標識があるところでは自分が優先です。譲ってもらった側が手を上げて合図するのがマナーです(しない人もいますが)。
 
 


【制限速度】

制限速度は守りましょう。イギリスではいたるところにスピードカメラが設置されていて、日本よりずっと厳しいです。一般的には10%+2マイルまでは許容されるとか言われますが、ほんの少しオーバーしただけでアウトだったという話も聞くので必ず制限速度内で走るようにした方がいいでしょう。高速道路ではスピードカメラは見かけたことはありませんが、警察がスピードガンを持って取り締まっていることが結構あります。周りの車より早く走らないよう気をつけてください。

【バスレーン】

バスレーンにもカメラが設置されている場合があり、嫁さんが一度罰金を払わされていました(原点は無し)。普通は緑色に塗られたレーンに入らないようにすればいいのですが、たまに分かりにくいものもあって、直進専用レーンからうっかり右折して入ったところがバスレーンだった(そこは緑に塗られていないけどバスレーン)というのが嫁さんのケースです。カーディフの街中は結構たくさんバスレーンがあるので気をつけましょう。

【駐車禁止】

駐車違反も減点にはなりませんが罰金を払わされます。取締りをしているのをよく見かけるので注意してください。No Return within 2 hours は最初意味が分からなかったのですが、一度そこに停めて出て行ったら2時間以内に戻ってきてはいけないという意味です。車を少しずつ動かして長時間停めるようなことを防ぐためです。


Safe Drive!!



イギリスで子供を一人にすることに関して

以前、イギリスの小学校は親が子供を送り迎えしなければいけない、ということを書きましたが、厳密に言うとある学年まではということになります。うちの娘の学校では(そしてたぶん他の学校でも)Year3までは先生が親に直接子供を引き渡すことになっています。午後の授業終了後、担任の先生が親の顔を確認して子供を解放することになっているので、親が迎えにいくのが遅れたら事務所に連れて行かれて待機になります。同じように朝も親が子供を先生に引き渡すことになっています。

今うちの娘はYear4ですが、放課後はバラバラと勝手に教室から出てくるのでやろうと思えば子供が一人で帰ることは出来そうです。ただしイギリスは(最近の日本もそうですが)誘拐とか変質者によるいたずらがあるので、親が送り迎えすることが常識的です。

ところが近所の私立学校では低学年の子が高学年の子と一緒に登校しているのを見かけます。大人は付き添っていません。おそらく一人でなければ(もしくは高学年の子と一緒であれば)子供たちだけで登下校してもいいことにしているのでしょう。もちろん車で送り迎えする人もいますし、さすが私立だけにスクールバスも出ているのでいろいろな選択肢があるみたいです(イギリスではアメリカのようにスクールバスが一般的ではありません)。ちなみにSecondary School(中学校)になると公立でもひとりで登下校してもいいようですし、親も送迎には行かないのが普通のようです。
 
法律に関して言えば「何歳までは子供を一人にしてはいけない」と厳格に決めているわけではありません。ただし、下記のように「子供を危険な環境におくことは違法である」とは決められていて、その目安として「12歳までは長時間一人にさせるべきではない」「16歳までは夜間一人にされるべきではない」「小さな子供は決して一人にしてはいけない」とだけ(あまいに)書かれています。

https://www.gov.uk/law-on-leaving-your-child-home-alone


そういえば以前、前の家に住んでいた時ですが、嫁さんが娘を一人家に置いて外出したことがあり、それに気づいた隣の家の人が娘を保護するという事件がありました。「UKでは子供を一人にしたら罰せられるから気をつけてね」と言われて「いや、申し訳ない!」と(なぜか僕が)平謝りでしたが、今考えたらグレーですね。

そんなわけで、イギリスでは小さな子供が一人で道を歩いているのをほとんど見かけないので、日本の一時帰国時に小さな子供が一人で外をウロウロしているのを見るとつい心配になってしまいます。ある時、黄色い帽子をかぶった小学校1年生くらいの女の子が二人だけで駅前の繁華街を歩いているのを見て「うわーありえないー!」と思ってしまいました。最近は日本も危ないので、帰国したら嫁さんに途中まででも娘を迎えに行ってもらいたいです。



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