渡航前の引越や渡航時の手荷物などで日本から何を持って行ったらいいのか悩みますね。こちらで簡単に手に入るものならいいのですが、手に入らなかったり、手に入っても値段が高かったり品質が悪かったりする場合があるので、なるべく日本から持って行った方がいいです。特にカーディフはロンドンと違って日本のものが手に入りにくい状況にあります。
と言っても、イギリスでは特に食料品に規制が多く、材料の一部に魚介類が入っているだけでも輸入できなかったりするので、たとえばインスタントラーメンとかふりかけなどは運送業者にはじかれてしまいます。なので今回は規制対象になっていない物で持ち込んだ方が便利な物をいくつか紹介しておきます。
サランラップ、アルミホイルサランラップはもちろんこちらにもあるのですが、ラップをカットするカッターの歯が非常に作りが悪く上手く切れません。こちらに単身で来てすぐに買ったのですが、あまりの切れの悪さに驚きました。日本のラップはシャーっと切れますが、こちらのはいくらがんばってもラップが伸びるだけです。なので仕方なくはさみで切っていましたが、これはいかんと思って奥さんに航空便で送るよう連絡しました。もし荷物に余裕があればまとめて持って行った方がいいでしょう。アルミホイルも同様です。
フードの着いたジャンパー(出来れば撥水性)フードの着いたジャンパーはもちろん雨対策です。こちらはしょっちゅう小雨が降っているので、フード付きジャンパーが便利です。もちろんこちらでも手に入りますが、すぐに必要になると思うので持って行った方がいいでしょう。防水スプレーなども重宝します。ちなみにこちらの人たちはあまり傘をさしません。少々の雨(といっても日本人は傘をさすレベル)なら濡れっぱなしの人が多いです。
フリースやジャンパーなどの防寒着防寒着もあった方がいいです。こちらは寒暖の差が激しく、夏場でも肌寒い事があるので脱ぎ着しやすいものがあるといいです。7月とかでも夜はジャケットが無い寒いことが多いので日本の基準で考えると失敗します(出張者がよく失敗しています)。あとこちらの人たちとの温度感覚もかなり違うので注意しましょう。なぜこんなに寒いのにクーラーをかけるんだ!ということが多々あります。そういうケースにも備えて、常に一枚余分に持ち歩くことをお勧めします。
子供用の風邪薬などこちらには子供用の総合感冒薬みたいなのがありません。こちらに来たころはみんな「子どもが風邪をひいたらカルポルを飲ませてる」というので同じようにしていましたが、カルポルはpain reliever=解熱鎮痛薬なので、熱が出た時やのどが炎症を起こしている時に飲む薬です。咳やくしゃみ、鼻水に対しては飲んでも効果がありません。咳やくしゃみ、鼻水にはそれぞれ専用の薬があり、組み合わせて飲んでもいいものもあるのですが(薬局で確認しましょう)、軽い風邪などの場合は「こどもかぜシロップ」が役に立ちます。もちろん熱が出たりしたらカルポルを飲ませたり、咳がひどくなったら専用の薬を飲ませたり病院に連れて行ったりしますが、やっぱり総合感冒薬が便利だなと思う方は持って来ましょう。
湿布、熱さまシート(こっちで売ってるのを見たことがない)湿布とか熱さまシート(冷却ジェルシート)は見たことがありません。腰痛や肩こり用の塗り薬や温感湿布はあるようですが、冷やすタイプのものが見当たりません。腰痛持ちの方やお子さんがよく熱を出すという場合は持って来た方がよさそうです。
あと、個人的に重宝しているのは洗顔シート(男性用)とマスクです。両方とも売っていません。こちらではマスクなんかしてたら「こいつ倒れるんじゃないか」「どんなひどい病気だ、感染すなよ」と思われてしまいます。でもかぜでのどをやられた時や咳やくしゃみがひどい時は家ではマスクをしたいですし、あと飛行機に乗るときは必需品なのでいつも多めに持っています。
他にもいろいろあるかもしれませんが、とりあえず思いつくものは以上です。もし「こんなのはそっちに売ってますか」という質問があればコメント欄に書いてくれたら答えます。
(2014年8月31日追記)
日本での健康診断の結果や子供の予防接種の履歴などを英語にして持って来るとこちらの病院へのつなぎがスムーズです。もし治療中の病気があったり継続して服用している薬があれば、その薬の一般名を調べておくこともおすすめします。英訳は病院に頼むとやってくれますが、有料なのと2週間ほどかかることがあるので早めの準備が必要です。
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