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カーディフ通信

2012年4月から2015年12月までのカーディフでの生活をまとめたブログです。知りたいことがあればコメントしておいてください。時間のある時に分かる範囲で答えます。

   
カテゴリー「生活一般」の記事一覧

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携帯電話の入手と解約について

携帯電話の入手方法について書くのを忘れていたので、ついでに解約手順とデバイスのUnlockの方法についても合わせて書いておきます。

僕がイギリスに来た2012年時点では ベリーモバイル を使っている人もいましたが、今は日本でもSIMフリーの端末を使っている人が増えてきているので、そういう人は携帯電話屋さんでSIMカードだけ買えばいいと思います。SIMカードは月々定額のもの(Pay Monthly)とプリペイドのもの(Pay As You Go)があります。外で携帯を良く使う人はPay Monthlyの方がお徳です。携帯電話屋さんとよく相談してください。

携帯端末も一緒に欲しい人は携帯電話屋さんで端末も買えます。2年以上のPay Monthly契約を結べる人(2年以上イギリスに滞在する人)は物によっては端末代が無料になります。ただし支払いは銀行引き落としになるので銀行口座を持っていることが前提です。滞在が1年未満の人は安い端末にPay As You GoのSIMを入れて使っています。Pay As You Goはインターネットや端末からTop Up(クレジットの追加)ができます。

UKには複数の携帯キャリアがいますがメジャーなのはEE、Vodafone、O2です。これらは3社とも St David's Shopping Centre に店舗があります。余裕のある人はそれぞれの店でオファーの内容を聞いてベストのものを選んでください。他にもたくさんキャリアがいますので、ここのサイト とかで比較してみてください。電波が届くエリアは ここのサイト から確認できます。注意点としては、Storong Signal の地域でも建物の影や家の中に入ると全然繋がらなくなったりします。St David's Shopping Centre内でもすぐ圏外になったりします。日本ではあまり考えられないことですが、ヨーロッパでは普通のことです。

キャリアを選ぶ際に考慮に入れておきたいのはSIMロック解除の方法と料金です。O2は経験がないので分かりませんが、VodafoneやEEのお店で端末を買うとSIMロックがかかっています。Carphone Warehouseなどの販売店でもSIMフリーを指定しなければSIMロックがかかっていたりします。ロック解除は別に難しくないのですが、解除できるまでにかかる時間や料金が違っています。また解除できる条件なども決まっていて、例えばVodafoneのPay As You Goでは30日以上使っていること、Pay Monthlyでは3ヶ月以上契約していることなどが求められます。Vodafoneで12ヶ月以上使っていれば無料ですが、そうでなければ19.99ポンドかかります。EEもほぼ同様の条件ですが料金は半額以下です(2015年11月現在)。条件はすぐに変わるので契約時に確認してもあてにはならないのですが、一応知っておいた方がいいでしょう。

Vodafoneのロック解除申請フォーム
EEのロック解除申請フォーム


解約は電話かオンラインでやります。

Vodafoneのアカウント解約ページ

対面の方が楽なので店舗へ行ったのですが店ではやってくれませんでした。

ちなみにiPhoneとSONY Experiaは完全日本語対応です。Samsung GalaxyはAndroidの日本語入力アプリを使えば日本語入力はできましたが、その他の表示は英語のままでした。




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カーディフにWinter Wonderlandが帰ってきた

今年もカーディフに Winter Wonderland がやってきました。

City Hallの前の敷地にスケートリンクや観覧車、その他ちびっ子が喜ぶ乗り物が立ち並びます。LondonのHyde ParkのWinter Wonderlandに比べると全然小さい規模ですが、それでも子供たちは大喜びです。Alpine Villageでは暖かいムルドワインやおいしいソーセージなどが食べられます(僕はこっち目当て)。

1月3日までやってるので行ってみてください。スケートリンクは予約制なのでオンラインで事前にチケットを購入して行った方が良いでしょう。当日行くと2時間先まで埋まってたりします。

カルポルはPainkillerです

先日、娘さんの体調不良が長引いているというお母さんがいて、2週間ほど吐いたり気分が悪くなったりが続いていると言っていました。熱は無く、咳や鼻水も無いので胃腸風邪だろうと言っていたのですが、日本から持ってきた風邪薬が効かないのでカルポルを飲ませたと聞いて驚きました。

そのお母さんは「みんな風邪と言ったらカルポルを飲ませるって言うから」と言っていましたが、カルポル(Calpol)は子供向けのPainkiller(解熱鎮痛剤)で主成分はパラセタモールです。頭痛やのどの痛み、発熱などには効果がありますが、咳や鼻水や胃腸の不良には効きません。

カルポルを作っている製薬会社からCalcoughというグリセロールを主成分とする咳止め薬も出ているようですが、それぞれの薬の効用を確認して飲ませないと意味がありません。一番良いのは薬局で薬剤師に症状を説明して薬を選んでもらうことです。場合によっては「それはGPに行きなさい」と言われるので、その時はちゃんとGPで診てもらいましょう。

ちなみに、日本のお医者さんから聞いた話ですが、抵抗力がMAXになるのは体温が38.3℃あたりの時だそうなので、これより熱が高くなるまでは解熱剤は飲まない方がいいのだそうです。よく「熱で菌を殺す」と言いますが、目安は38.3℃です。より高熱の方が殺菌効果があるというわけではないのでご注意を。


学校での昼食

日本の小学校ではたいていお昼に給食が出ますが、こちらの小学校では選ぶことが出来ます。

・School Dinner(学校給食)
・Lunch(家から持参)
・家で食べる

家で食べる?と最初思いましたが、娘によれば近所に住んでる子は家に帰ってお昼を食べてまた学校に戻って来たりするそうです。たぶん勝手には出来ないので、事前に学校にそのように申請しておくのだと思いますが。

給食を食べる日は好きに選べます。月曜日の朝に事務所に行って「今週はうちの子は月水木にSchool Dinnerを食べます」と言ってその分のお金を払います。1か月分や学期分払うことも出来ますが払い戻しが出来るかどうかわかりません。

一度「この日School Dinnerを食べたようだが給食代をもらっていない」と言われたことがありますが、「その日はランチにスパゲッティを持たせたので食べてないはずだ」と言ったら「じゃあいいです」とあっさり納得されたことがあります。ちゃんと記録してるようで、結構いい加減なのです。

ランチはみんなサンドイッチに野菜とか果物とかチーズとかソーセージとか持ってきています。サンドイッチの代わりにパスタを持って行ってもいいですし、うちの娘はチャーハンを持っていったことがあります。ご飯類を持っていくと「何それ~!」「変なの~!」笑われることが多いようで、時には「おえっ!キモっ!」とまで言われたりして傷ついたというような話をよく聞きますが、うちの娘のクラスではチャーハンはセーフでした。他にも持ってきている子がいるとのこと。チャーハンはイギリスでもしっかり認知されているということでしょうか。

あと午前の中休みにおやつを食べますので、果物やチーズ、ソーセージなど「ヘルシーな」おやつを持たせて下さい。スナック菓子など「ヘルシーでないもの」を持たせたら怒られますので、何を持たせたらいいか先生に確認した方がいいでしょう。

ちなみに帰り道に買い食いしても怒られません。

GPではどうにもならない時の最終手段

イギリスの病院事情 については前に書きましたが、病気になってもGPが何もしてくれなくて困ることがあります。

・予約が一杯で1週間先まで見てもらえない
・子供の熱が何日も続いているのに「カルポル飲んで安静に」だけ
・腹痛が続いているのに「様子を見ろ」だけ

というような話を日本人仲間の間でよく聞きます。

イギリスでは健康に何か問題がある時はまず薬局へ行き、それで解決しない場合にGPへ行くのが一般的です。GPに行っても「市販薬飲んでおいて」で終わってしまうことが多いから当然こうなります。日本の病院では何かしらの薬をくれることが多いので「なんていい加減な!」と思ってしまうのですが、必要以上に投薬しないという事自体は悪いことではないと思いますし、出来る限り自然治癒力に任せるというのはある意味重要なことなのかもしれません(医療費の問題の方が実は主な理由なのかもしれませんが)。

しかしGPの言うとおりにしていて正解かというとそうでもなく、結構危なかった事例がたくさんあります。過去の例は後で書きますが、最終的には本人あるいは親が判断して適切に対処することが大切です。

では「このままではまずい」と思った時どうするか。そういう時は ロンドン医療センター へ行ってみるというオプションがあります。24時間365日体制で時間外診療を受け付けていますので、休日や夜間でも対応してくれます(2015年10月現在)。僕も何度か利用しています。1度目は家族とロンドン滞在中に扁桃腺がひどく腫れて薬を処方してもらいました。別の時は腹痛が続いていたのにGPは何もしてくれないので、念のため検査をしてもらいました。結果は異常なかったのですが、異常がないということが分かる事が精神衛生上大事です。

他の人からも次のような話を聞きました。

・長い間こどもの高熱が下がらず、GPが何もしてくれないのでロンドン医療センターに行ったら解熱剤を処方してくれて、それを飲んだらカーディフに戻ってくるまでに熱が下がってそれから順調に回復。
・子供が長い間変な咳をずっとしているのにGPは「寝て様子を見ろ」としか言ってくれないのでロンドン医療センターに行ったら「肺炎になりかけてる、来てくれて良かった」と言われた。

現地の人からも「体調不良を訴え病院に行ったが検査までかなり待たされ、検査結果が来たころにはガンで亡くなってた」というようなウソのような話も聞きました。それで日本人の間では「UKでは病気になったら自然に治るか死ぬかだ」などとちょっと大げさにささやかれています。

ロンドン医療センターはプライベートの病院なので医療費がかかります(GP/NHSの病院は無料)。自分でプライベートの保険に入っていればそれでカバーされるか確認してください。また日本の健康保険に入っていれば海外での医療費も日本と同じ基準で保険料が支払われるものもありますので確認してください。勤め先の会社が実費を負担してくれるところもあります。

イギリスのプライベート保険に入っている場合は決まった手順を踏まないといけない場合があります(おそらくどこも同じ?)。

① まずはGPへ行く
② プライベートの保険があるので紹介状を書いて欲しいとGPに依頼する
③ 保険会社に電話して理由とともにプライベートの医療機関を受信する旨を説明する
④ 保険会社にAuthorisation numberを発行してもらう
⑤ プライベートの医療機関を予約
⑥ プライベートの資料期間に④のAuthorisation numberを通知
⑦ 受診

また胃カメラ検査などはカバーされていない場合がありますので、それも確認しましょう。


まずは健康第一、病気にならないように、もし病気になったら私立病院含めてベストの方法を考えましょう。自分の体は自分で守る!




交通ルール

イギリスでの交通ルールについて書こうと思ったのですが、すでにウェブ上にたくさん情報があったのでそちらへのリンクを張っておきます。

イギリスで正しくドライブ! 英国での運転の必須知識

イギリスの交通ルール

イギリスドライブ・レンタカーの基本情報

Know you Traffic Signs


下記、補足だけしておきます。


【ラウンドアバウト】

ものすごく複雑そうに思いますが、慣れれば大したことはありません。難しいのは入る時です。複数車線があるような大きなラウンドアバウトでは特に右側からどんどん車が来るのでタイミングが難しいですが、うまくサッと入ってください。入ってしまえばこっちのもの、出るのは入るよりも簡単です。ただ、内側車線を走っていてそこから出る時に自分より左側の車線にいる車に注意してください。もしうまく左に寄れなかったり出損なったらもう1回ラウンドアバウトを回っても全然OKです。僕もよくやります。

【横断歩道】

特に黄色いランプが立っているゼブラの横断歩道は歩行者がろくに車を確認せずにガンガン渡ってくるので気をつけてください。日本のように「実質車優先」ではなく「完全歩行者優先」なので本当に怖いです。

【対向車優先】

住宅街でよく見かけるのがこの「Give way to oncoming vehicles(対向車優先)」です(左側の赤丸標識)。この標識がある場所は車幅が狭くなっていて2台の車がすれ違えないようになっています。この左側の標識があるところで対向車が来たら一時停止ラインでしっかり止まって道を譲ってください。右側の標識があるところでは自分が優先です。譲ってもらった側が手を上げて合図するのがマナーです(しない人もいますが)。
 
 


【制限速度】

制限速度は守りましょう。イギリスではいたるところにスピードカメラが設置されていて、日本よりずっと厳しいです。一般的には10%+2マイルまでは許容されるとか言われますが、ほんの少しオーバーしただけでアウトだったという話も聞くので必ず制限速度内で走るようにした方がいいでしょう。高速道路ではスピードカメラは見かけたことはありませんが、警察がスピードガンを持って取り締まっていることが結構あります。周りの車より早く走らないよう気をつけてください。

【バスレーン】

バスレーンにもカメラが設置されている場合があり、嫁さんが一度罰金を払わされていました(原点は無し)。普通は緑色に塗られたレーンに入らないようにすればいいのですが、たまに分かりにくいものもあって、直進専用レーンからうっかり右折して入ったところがバスレーンだった(そこは緑に塗られていないけどバスレーン)というのが嫁さんのケースです。カーディフの街中は結構たくさんバスレーンがあるので気をつけましょう。

【駐車禁止】

駐車違反も減点にはなりませんが罰金を払わされます。取締りをしているのをよく見かけるので注意してください。No Return within 2 hours は最初意味が分からなかったのですが、一度そこに停めて出て行ったら2時間以内に戻ってきてはいけないという意味です。車を少しずつ動かして長時間停めるようなことを防ぐためです。


Safe Drive!!



車を買う

イギリスに来たらやっぱり車が欲しいです。バスでも生活できますが、買い物が大変ですしなにより自分の車があった方が自由に行動できます。私は社用車があるので問題無いのですが、ヨメさんにも1台あった方が便利です(毎週末買い物に連れて行くとかいう手間が省けて楽ですし、ヨメさんも平日奥様方と出かけたりできます。)。

しかし今の円安(2014年12月14日時点で1ポンド=186円)の状況下では一括購入はかなり負担です。安い外国車の中古を買う人もいますが、故障が多く冬場エンジンがかからないなど問題が多いそうなのであまりオススメしません。

個人向けリースはあまり一般的ではないようで、私はHire Purchase(現在は別名、下記説明を参照)という、リースに似た形態の契約でTOYOTAのAygo Iceという小型車を新車で手に入れてヨメさんに与えました。

下記は2014年の4月に赴任された方の経験談です。転載許可を得ましたので一部修正して下記に転記します。

************
契約の仕組みですが、現時点ではPCP(Personal Contract Purchase)法というようです。Hire Purchase とほぼ同様というような紹介がネットにありました。完全にヒロさんのと同じかどうか、正直良くわかっていません。。。

私の英語力では細かいところがどうしても理解しづらかったのですが、この二日間でTOYOTA以外にも、HONDA、KIA、MAZUDA等に寄って見積もりを取ってみたのと、複数の条件を出してみて、なんとなく理解したのを下記に記載します。

まず、この契約は所有者はFinance会社ですが、それを我々が使うという形態です。
↓ヒロさんに紹介してもらったサイトです。
http://casyingfinance1.seesaa.net/article/62578107.html

選ぶ項目は下記です。
  契約期間: ~48ヶ月くらい
  デポジット: 最初に払う額
  年間マイル数: 年間どれくらい乗る予定か (だいたい6000マイル以上。トヨタは10,000マイルから。)→ おそらく、この値で後述のBalloonが変わるのかと。もちろん予定マイル以上乗るとペナルティーレートがかかります。
購入車が£10,000の場合、もちろんキャッシュで買えばそのままの額ですが。PCP24ヶ月にすると支払総額が例えば£11,000になり、PCP36ヶ月にすると、£11,500になります。利子がかかっているためで、APRと言う表現がされていますが、このAPRで月額もそれなりに影響されます。TOYOTAは新車だと4.9%くらいでしたが、中古だと7.9%に。KIAの見積もりでは新車でも12%でした。逆にMAZUDAは0%で、しかも£500引きという特典も着いてました。(もちろん新車ですが。)
PCP36ヶ月だと、支払残額£4000くらいで契約満了がきます。Balloonという表現がされてました。デポジット500の場合で支払総額が£11,500だとすると、£4000までの分を36ヶ月に分割して毎月支払うようになります。もちろんAPRが関わるので単純に36分割ではないですが、上記でいくと毎月£190くらいの支払となります。デポジットを上げると支払い総額が若干下がり、毎月支払い額も下がります。
36ヶ月後の契約満了時に、さらに乗り続ける場合はBalloonの4000を払って(キャッシュもしくはリファイナンスにて)、ファイナンス会社から買い取る形になります。
満了時に売る、もしくはディーラーに戻すという手段も取れ、その際はBalloonと実際の車の残存価値を比べて、追加支払もしくは払い戻しがあるように理解しています。(最後のところは全く自信がありません。ここがちゃんと理解できませんでした。)36ヶ月の期間内、例えば24ヶ月後にUKを離れることになった場合も、その時点で売る、ディーラーに戻す等の選択肢が取れます。
以上が私の理解です。

正直なところ、この制度をちゃんと理解しないまま契約したのでちょっと心残りなのと、PCP以外の方法がどんなのがあるのか、それの何がメリットで何がデメリットなのかなど、ちゃんと調べたかったのですが、8月2日に妻が来たときにすぐに車の練習をしてもらう必要があったので、今日がタイムリミットで、これ以上の調査はやめました。
ちなみに、私は2014年6月27日に登録されて、ちょっとだけ誰かが乗っている中古車(£9800)のAygo-Moveというのを契約しました。ヒロさんの契約がAYGOの新車で、月々£180ということだったのですが、今のAYGOはおそらく約£11,500以上するので、その条件だと、どうしても£180にはならず、約£200くらいになりました。何かが私のと違いますね・・・。
担当者(ヒロさんに紹介してもらった人)に各条件での支払額・Balloonなどの情報をもらって、ディーラー内で一人で1時間くらい計算したり、悩んだりしながら決めました。周りからすると変な人だったかもしれませんが、なじみのない制度で説明が完全に理解できない状況では仕方なかったです。
Mazudaは小型車が£13,000以上のMazuda2からだったので今回対象からはずしましたが、APR 0%や£500オフは極めて魅力的な提示な気がしました。どんな車に乗りたいかでTOYOTA以外でもいいように感じます。
************


「約£200くらいになりました。何かが私のと違いますね・・・。」とありますが、実は私は金利0%キャンペーンの時に買ったので金利がかかっていないのでした。こういう条件でもずいぶん変わってきますので、車選びの際は考慮して下さい。


ちなみに、私も上記の情報提供者の方もCardiffのToyota Wroldで買いましたが、担当者によって提示してくる金額が全然違います。私の場合、最初は£220/月だったのですが、別の人に頼んだら£180/月を少し下回る金額まで下がりました。上記の方も金利分が上がったとは言え、£200くらいで済んでいます。


見積もりを依頼する際、もし私たちと同様の£11,000程度の小型車にする場合は、頭金£500で月々£180と最初に伝えてみるのがいいと思います。きっとそれに近い金額にしてくれるでしょう(保障は出来ませんが・・・)。


ボイラー故障?

先日、朝起きたらいつもより部屋が寒かった。おかしいなと思ってラジエーター(ヒーター)に手を当てると冷たい。どうやらヒーターが止まっているらしい。タイマーを見に行くと異常無しだが、普段暖かいタンク部屋がひんやりしているのでこれは元が止まったかと1回のボイラーを見に行くとやっぱり火が消えていた。昨日の晩からなんか家が寒いなと思っていたが、どうやらその頃から止まっていたようだ。バスルームのシャワーは外付けの瞬間湯沸かしなので朝完全に冷えきるまで気付かなかった。

ボイラーの再点火を試みるとすぐに火がついたが数10分でまた消えてしまった。もう一度つけると今度はけっこう長い間ついていたのでそのまま会社に行ったが、昼過ぎにまた消えたとヨメから連絡があった。そこで不動産屋のメンテナンス部門に連絡して点検を依頼した。その日中に連絡すると言うテキストメッセージが来たが、結局その日は何も連絡が来なかった。ヨメさんが再度点火を試みるとうまくいき、今度は次の朝になっても消えずに連続して運転していた。

翌日、メンテナンス部門に「いつくるんだ」と文句を言うと、すぐに行かせますと言う返事が来て今度は1時間以内に来た。ヨメさんが対応したが、ボイラーの中を掃除して「このボイラーは古いから、点火に時間がかかる、点火するときはゆっくり普段より時間をかけるように」と言って帰って言ったとのこと。

この知らせを聞いて、メンテナンス部門に「掃除してくれたのはいいが、使い続けて危険ではないのか?安全点検の合格証をくれ」とメールを書いた。すぐに返事が来て「長い間使っているとノズルにススがついて詰まります。今回これを取り除きました。型が古いのでパイロットランプに点火するのに少し時間がかかります。安全点検の合格証を添付します。」と作業の説明と合格証を送って来た。

というわけで、とりあえず様子を見ることにしている。一酸化炭素センサーは設置済みだ。


[更新]
その後また火が消えたので「ボイラーを交換するとか、根本対策をしてくれ」と言ったら「今部品を発注しているので、届き次第交換する」と返事が来ました。1週間ほどでエンジニアが来て交換していきました。「あまり高い温度に設定しないように」と言われたので中よりちょっと強め位にして、その後は問題なく動いています。

今回のボイラー故障で思ったのが、「シャワーが跡付けで良かった」ということ。大本のボイラーが故障しても電気と水さえ通っていれば熱いシャワーに入れます。普段は水勢が弱く物足りませんが、こういうときはありがたいです。


ブロードバンド利用料をディスカウントする

思わぬところでインターネット代が節約できたので紹介しておきます。

今回の引越しを機に現在契約しているSkyの電話+インターネット+テレビのパッケージを見直すことにしました。これまでこの3本セットで毎月61ポンドほど払っていたのですが、テレビはほとんど見ませんし引越し先にはFreeviewという無料の地上波テレビのアンテナが設置されているためSkyのテレビパッケージは不要と判断しました。
(ちなみにSkyのアンテナが設置されていたら、Freesatという無料の衛星放送も見れます。これを見るには専用の受信機を電気屋で買うか、Freesat対応テレビを買う必要があります。)

それでテレビのパッケージを抜いたらいくらになるか調べたら、月々22ポンドほどになることが分かりました。次にCompare Best Broadband Dealsで調べたところ、TalkTalkというプロバイダーだと電話とインターネットのパッケージが最初の12ヶ月は172ポンドで契約できることが分かりました。さらに工事もSkyより早い日程でやってくれそうだったので、これはもうSkyを解約してTalkTalkに乗り換えだ!と言うことでまずはSkyに連絡しました。

SkyはホームページからLive Chat出来るので、そこへまずは連絡しました。なかなかつながらないのですが我慢強く待っていると担当者が出てきました。本人確認が終わると用件を聞かれます。

「今の契約を解約したいのですが」
とタイプすると
「OKです。ちなみにどうして解約されたいのですか?」
と返って来ました。

「家を引越しするのですが、安いのを見つけたのでそっちに乗り換えようと」
「ちなみにどちらですか」
「TalkTalkです。電話とインターネットで12ヶ月172ポンドです。テレビはもう要らないので、これにしようかと」
「分かりました。もう少し詳しくお話ししたいので、電話してもいいですか?」
「いいですよ」

と言って電話での議論に切り換えました。

すぐに電話がかかって来て、先方がさっきの話を復唱して、こういうことですよね?と聞いてくるので、はいそういうことです(面倒くさいなもう)と返すと、なんと、

「履歴を見るとあなたはもう2年半も契約いただいているので、同じ値段でテレビもつけましょう」

と言うではありませんか。これは全く予想してなかったので驚きました。契約を機にテレビ代を節約できればと思っていましたが、さらに年間100ポンドほども節約できました。

どのくらい契約してたらどのくらいにしてくれるのかとかは分かりませんが、契約期間が満了したら(通常は12ヶ月)見直しをしてみるといいと思います。他に安いオファーがあればそちらに切り換えればいいですし、そのことを告げると現行のプロバイダーが割引に応じるかもしれません。言わないと損です。本当に。




再び引越し(3)

新しい家が決まったらまずやらないといけないのが、現在の家の契約終了(End of Tenancy)の手続きです。契約上、契約終了は1〜2ヶ月前まで(それぞれの契約による)に書面で通知することが決められています。これをちゃんとやらないと契約を終了したと見なされません。少しの間は家賃を二重で払わないといけませんが、なるべく早く旧宅の家賃の支払いを止めるために契約が決まったらすぐに連絡しましょう。僕は念のためお互いが契約書にサインするまでは待ちましたが、サインした瞬間すぐに連絡しました。

これ以外にも引越しが決まったらやる事があります。

・郵便の転送(Royal Mail
・電話、インターネットの移設
・テレビの移設(SkyやVirginなどを契約している場合)

特に電話、インターネット、テレビは引越しするにしても新規に契約するにしても2週間以上かかりますので早めに手配する必要があります。

また、引越しが近づいたら、あるいは引越しが完了したら下記のことをする必要があります。

・役所への連絡(Cardiff Council
・GP、歯医者への住所変更
・学校への住所変更
・銀行への住所変更
・会社への連絡

最後に、旧宅を退居する際に不動産屋と下記のことをします。

・インベントリチェック
・ガス、水道、電気のメーター確認(不動産屋/大家立ち会いのもと)
・デポジットの返還(旧宅用)

デポジットは何か家の故障などがあれば差し引かれた上で返ってきます。

引越しって面倒ですね。



(2015年10月7日追記)
運転免許証の住所変更も必要です。オンラインで出来ます。
https://www.gov.uk/change-address-driving-licence

あとGPはキャッチメントエリアから外れてしまったら別のGPに引っ越さなければいけません。これは特に面倒ではなく、引越ししたいGPに言って「別のGPからこちらのGPに登録を変更したい」と言えばRegistration Formをくれるので、それに記入して提出するだけです。その後、診療データなどが古いGPから新しいGPへ転送されて「登録完了」のお知らせが郵便で来ます。

もし継続して処方箋をもらっていたりする場合も古いGPのOrder Formを新しいGPに渡せば処方箋を出してくれます。実は僕はこの作業が面倒だと思ったのでしばらく古いGPに通っていたのですが、やってみたらなんということはありませんでした。


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