今日は赴任先で住む家はどうしたのかという話。渡航準備はやらないといけないことがある程度決まっているので、やるべきことをただ淡々とやれば先に進む訳ですが、行ってから住む家についてはそうもいきません。会社の寮や社宅がある場合はそこへ入ればいいわけですが、住宅手当を出すので住む家は自分で決めてくれという場合は日本にいてはなかなか手が出せません。同じ時期にアメリカへ行くことになった人は現地でマンスリーマンションみたいなところを押さえてくれているので、いったんそこへ入ってから家探しをすると言っていました。僕の場合は現地会社でそういう準備をしてもらっていなかったし、前任者の家も紹介してもらいましたがあまりおすすめでもなさそうだったので自分で探すことになりました。
前任者に不動産探しのウェブサイトと一般的に良いと言われている地域を教えてもらって探し始めました。
http://www.rightmove.co.uk/
http://www.thomasgeorge.net/
http://www.peteralan.co.uk/
※いずれもカーディフ周辺
しかし売り出し物件はある程度出ているものの、賃貸の物件がほとんどありません。良いのが出たと思って問い合わせてみると、もう借り手がついたという返事が来たり。早い者勝ちなので現地にいないとかなり不利です。高級住宅街に2件ほど物件がありましたが会社の補助を200ポンド(約3万円)以上も上回る賃貸料です。こういう状況なのでみんな1ヶ月以上もかけて家探しをしているという話でした。これは自分も覚悟しなければと思っていたところ、前任者から「別の部署だけど3月で日本に帰る人がいる、いい物件なのでどうか」と連絡をもらいました。実際に見ずに決めるのはかなり抵抗がありましたが、1ヶ月以上も家探しに走り回らないといけない非効率を考えると、ここはいったんこの家に入ってどうしても問題があれば引越せばいいと思いそこに決めました。
実際こっちに来て見てみると、小さいながらもきれいな家で近所も静かでいい人たちばかりなので正解だったなと思いました(その時は・・・)。
事前に家が決められる幸運に恵まれなかった場合、一般的にはどうすればいいかというと大体は次のケースのどれかになると思います。
ケース①
前任者が自分の住んでいる地域で家を探してあげて、赴任するなりそこへ入居するケース。普通は2週間程度の引き継ぎ期間があるので、その間に生活環境についてもフォローしてもらうことができる。
ケース②
前出のマンスリーマンションに入ってじっくり決めるケース。マンスリーマンションでなくても、契約内容によっては3ヶ月〜6ヶ月で出ていける場合もあるので、まずはどこかに落ち着いて、家族が来てから改めてじっくり住む家を探すという手もある。
ケース③
アテも無く来て一から探すというケース。うちの会社では家族の下見旅行に補助が出るので、奥さんを呼び寄せて一緒に家を見て回って決めるということをやった人がいる。時間はかかるが、家族も納得できるというメリットはある。
ケース④
単身/独身の人は会社の近くのフラットに住んでいることが多い。家族が一緒ではないので学校とか買い物とかの立地条件をあまりシビアに考える必要がない。むしろ会社の近くに住んだ方がメリットが多い。
家族も帯同する場合はやはり①か②がいいと思います。家の好みがうるさい人は②か③でじっくり決めるのがいいと思います。僕の場合もそうですが、来た直後は土地勘もなくチンプンカンプンですが、いったん家に入って買い物とかに出かけてみるとどこの地域がよさそうだというのが分かってきます。別にそこにずっと住まないといけないことはないので①でもいいと思いますが、近所に会社の人が住んでたりするとちょっとややこしいかもしれませんね。
子供を伴って赴任する場合、家選びは学校選びと切り離せないのでここはワザが要ります。この辺りは別途書きます。
あと僕の家がその後どうなったかという話も、後ほど・・・
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