今住んでいる家のオーナーが、家を売り出すので買い手が見つかったら2ヶ月以内に出て行ってくれと言ってきました(正確には管理を請け負っている不動産屋からの電話)。イギリスではこういうことはよくあることで、契約期間も6ヶ月や12ヶ月が多くその切れ目で家賃が上がったり契約終了になったりします。過去の赴任者にも2回引越した人がいました。
以前からもう少し広い家に引越ししたいねと妻と話はしていたのですが、来年には帰任になる可能性が高くなって来たので、もういいか、となっていたところでした。そこへ突然この連絡が来たので、おーっと!と慌てて家探しをはじめました。
前回の引越しのときは、家のトラブルに散々苦労していたので「設備の新しい家」がターゲットでした。望み通り築6年の新しい家に引越しでき、大したトラブルも無く安心して暮らして来たのですが、2年も住んでいるとこの狭さにだいぶ嫌気がさして来ました。家族3人暮らすのに別に不自由するわけではないのですが、友達を誘ってお茶をするのにも狭いくらいなので、いつもよその家に呼んでもらっている妻としては「お茶や食事に誘えるくらいの家に住みたい」というのが希望で、あとはキッチンの流しがすごく小さいので、食洗機がぜひ欲しいというのが追加注文でした。
そこでまず、おなじみの
Rightmoveで娘の学校を中心に半径1mileほどの範囲で検索してみました。いくつか見学に行った結果、比較的新しくて広くて学校に近いという条件だと4ベッドルーム(※)で1200ポンド/月あたりをターゲットにしないと難しそうだということが分かりました。会社が出してくれる家賃補助では全然足りないので大赤字ですが、最後に広い家に住んでも良いかということで改めでこの条件で検索し、次々と家を見て回りました。
(※ こちらの家は収納が少ないので、1部屋余分に確保しておかないと物を置くところが足りません)
まずは学校の近くを重点的に探したのですが、古い家が多くしかも4ベッドと言っても1部屋がすごく小さかったり、リビングが超狭かったりしてなかなか見つかりませんでした。それでどんどん範囲を広げて探していくと、ようやく1件良さそうなところが見つかりました。
・4ベッドルーム
・新しいバスルーム
・広いリビング
・広いダイニングキッチン
・食洗機付き
・広い前庭
駐車スペースが狭いのと本当は後庭が良かったのですが、妻が「ここでいいと思う」というので、この先さらに探し続けてももっと良いのが出てくる保証もないのでここに決めました。カーペットクリーニングをしてくれることとオーブンのゴムがボロボロになってたので修理してくれと言ったら、リビングのカーペットは張り替え、オーブンは新品に取り替えると言ってくれました。事務手数料の393ポンドを不動産屋に払い、契約手続きに進むことになりました。
つづく
(ちなみにこの2週間後に学校近くにさらにいい物件が出て妻は少々悔しがっていましたが、こればかりは仕方ないです。その時点でベストの判断をしたのだと考えることにしました。)
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