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カーディフ通信

2012年4月から2015年12月までのカーディフでの生活をまとめたブログです。知りたいことがあればコメントしておいてください。時間のある時に分かる範囲で答えます。

   

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イギリスの外食事情

ご飯がまずくて有名なイギリスですが、これは僕も否定しません。日本では適当に店に入っても「イマイチ」ということはあっても「不味い」ということはあまりありませんよね。しかしイギリスでは「美味しい」と思うこともあまり無く、適当に店に入ってしまうと「不味い」店に当たってしまう確率が日本とは比べ物にならないくらい高いです。こちらに住んでしみじみ思ったのですが、日本のごはん屋さんのレベルは驚くほど高いのです。

ある出張者がカーディフ中央駅前のパブにふらっと入ってサーロインステーキを頼んだそうです。するとカチカチのステーキが出て来て、なんとか3分の1ほど食べたけどギブアップしたのだそうです。僕がいつも連れて行くところはどこもおいしいので、このパブには本当に驚いたと言っていました。それはおいしいに決まっています。ちゃんと店を選んで連れて行ってるんですから。

美味しいごはん屋さんの紹介はおいおいしていくとして、今回はイギリス/カーディフでの食事事情、主にパブ、レストラン、外国料理についてやデリバリーやテイクアウトなどに関して書いておきます。


パブ

イギリスにはパブがたくさんあります。パブは元々お酒を出す居酒屋のようなところだったので、本来は食事をしに行くところではありません。食べものメニューがないパブもあります。最近は多くのパブで豊富なメニューを揃えるようになっていますが、それでもどちらかというとパブ=お酒を飲むところ、レストラン=食事をするところという感じです。ですので、パブに行くとみんな延々お酒を飲んでいて食事をほとんどしません。

パブではカウンターで注文をします。席に座っていても注文を聞きに来てくれませんので食事をしたい場合や座って飲みたい場合はまず空いているテーブルを見つけて席に着きましょう。みんなで注文に行ってしまったら席を取られてしまうかもしれませんし、荷物を置きっぱなしにするのは用心が悪いので順番に注文に行くか、飲み物だけであればイギリス流に「ラウンド」という順番に全員の分を買ってくる方式でもいいでしょう。飲み物はカウンターで注文した時にその場で出してくれますが、食べ物は後で席に運んで来てくれるのでテーブルに番号が書いてあったらその番号をカウンターで伝えます。番号札を渡される場合もあります。

こちらに来て面白いなと思った習慣ですが、食事の約束をするとその前にパブで2〜3杯飲んでからレストランに行ったりします。たとえば、今週の金曜日職場のみんなで外でごはんで食べようということになったとします。誰かがイタリアンのお店を夜の7時に予約します。すると「じゃあ6時半くらいに○○のパブに集合」となります。6時半に指定のパブに行くともうすでにパイントグラスの中身は3分の1くらいになっているかすでに2杯目に突入したりしています。こうして7時までビールを2〜3杯飲んでからレストランに行くのです。レストランではビールは飲まずワインを飲んだりします。レストランで食事をした後、また別のパブに行ってビールを飲んだりします。とにかくみんなパブが好きです。


レストラン

パブに負けないくらいレストランもたくさんあります。イギリス料理のレストランの場合、ちょっといいレストランだとテーブルセッティングがされていて分かりやすいのですが、見た目がパブと同じで見分けがつかない場合もあります。料理の内容もパブとあまり変わらなかったりするのですが、席に案内してくれたり席で注文できる場合はパブレストランと呼びます。

イギリス料理の他にもたくさんの外国料理のレストランがあります。カーディフにはインド料理の店と中華料理の店がたくさんあります。中華料理は広東料理が多いです。イタリアンも人気で、有名シェフの店やチェーン店などもたくさんあります。タイ料理やマレーシア料理などもありますし、日本料理もあります。カーディフの日本食はロンドンに比べるとちょっと残念な感じではありますが、それでも無いよりは全然ありがたいのです。

ちなみにイギリスにはYo! Sushiという回転寿司チェーンがありますが「値段は一流、味は三流」です。勉強のために行ってみるのもいいですが、おそらくもう一度行こうとは思わないでしょう。ロンドン・パディントン駅にも店を出していていつもお客さんがたくさん入っていますが、なぜあんなおいしくない寿司を高い金を払って食べたいのか、僕にはまったく理解できません。


デリバリー・テイクアウト

デリバリーやテイクアウトも人気です。イギリスにはテイクアウト専門のお店がたくさんありますし、普通のレストランでもテイクアウトできる事がほとんどです。中華は安くて量が多いので、僕は少し多めに頼んで翌日も食べたりします。JUST EATというテイクアウト・デリバリー専門オンラインサービスもあり、ポストコードを入れると近くのお店が出てきます。国ごとに分類もされているので分かりやすいです。

http://www.just-eat.co.uk/

JUST EATに載っていなくてもテイクアウトできる店はありますので、テイクアウトして家でゆっくり食べたいなという時はレストランに入って「Can I order a take away?」と聞いてみましょう。たいていは出来ると思います。


その他

カフェやティー・ルームなども豊富にあります。軽く何か食べたいなという時はカフェやティー・ルームでサンドイッチやスコーン、ケーキなどを食べるのもいいでしょう。アフタヌーンティーのセットは結構ボリュームが多いので、しっかりお腹をすかせて行く方がいいでしょう。アフタヌーンティーはティールームだけでなく、ホテルのレストランなどでも提供されています。

日本ではお酒を飲んだ後でシメのラーメンを食べに行ったりしますが、こちらのパブではフードメニューが割と早い時間で終わっていまい、レストランも10時頃閉まることが普通なので、そんな時はケバブ屋さんのスタンドに行きます。カーディフの街だったらJohn Lewis近くのCaroline Streetにたくさん並んでいます。こういうところでチップス(フライドポテト)やケバブやピザなどを食べるのがシメの代わりになります。


では、次回からおすすめレストランも紹介して行きます。


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自然、羊、古城、海、短い夏、長い冬、降り続く雨、ケルト、カムリ、赤い竜、カンブリア、スノードン、アーサー王、ラグビー、パブ、中華、カレー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、アンソニー・ホプキンス、陽気な人々、仕事はのんびり... イギリスの中の異国と呼ばれるウェールズと首都カーディフの魅力をしみじみ味わっています。

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